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パキラの樹液対策!簡単で効果的な方法をご紹介します

パキラの茎から垂れる透明の樹液 お役立ちコラム

パキラからベタベタとして樹液が出てくる。。床も汚れるし、何かいい対策がないかな?

パキラを育てていると、ベトベトした透明の樹液が出てくることがあります。

樹液は葉や茎、枝から分泌され、べたつきや汚れの原因となるため、清潔に管理したいなら対策が必要です。

そこで今回は、パキラの樹液対策について、簡単にできて効果的な方法をご紹介します。

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meme

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラの樹液対策!簡単にできる効果的な方法

パキラの茎に垂れる透明の樹液

樹液が出ること自体は自然現象ですが、室内で育てる場合は、ベトベトの樹液が床を汚してしまうこともあります。

簡単にできて効果的な樹液対策は以下の通りです。

定期的な剪定で樹液の分泌を抑える

剪定したパキラの枝

剪定は樹形を整えるためだけでなく、樹液の分泌をコントロールするのにも効果的です。

春~初夏にかけての時期に剪定すると、傷口の回復が早く、樹液の分泌も最小限に抑えられます。

剪定後の対策

  • 剪定後の傷口にワセリンを塗る:剪定した後の傷口にワセリンなどの保護剤を薄く塗ることで、樹液の漏れを防ぐことができます。植物が自分自身で回復するまでの間、樹液の分泌が抑えられます。

害虫の駆除で樹液分泌を防ぐ

カイガラムシによって葉がベタベタになった観葉植物

害虫が原因で樹液が過剰に分泌されるケースもあります。

パキラは、ハダニやカイガラムシなどの害虫によって樹液を吸われ、その影響でベタベタした甘露が発生することもあります。

これを防ぐためには、害虫の早期発見と駆除が重要です。

害虫駆除のポイント

害虫(ハダニ)被害を受けた観葉植物の葉っぱ

葉がまばらに色抜けしたり、べとつき、蜘蛛の巣状のものが湧く場合は要注意。
  • 定期的に葉の裏をチェック:害虫は葉の裏側に隠れていることが多いため、定期的にチェックし、異常がないか確認します。
  • 害虫が見つかったらすぐに対処する:害虫が見つかった場合は、物理的に取り除くか殺虫剤を使用し、早めに駆除します。軽い害虫の発生であれば、水で洗い流すだけでも効果的です。

水やりの管理を徹底する

パキラの水やり頻度

パキラが水分過多になると、余分な水分が樹液として分泌されることがあります。

特に、根詰まりや過剰な水やりが原因で樹液の量が増えることがあるため、水やりの管理が重要です。

水やりのコツ

  • 土が乾いたら水を与える:パキラは比較的耐乾性があるため、土が完全に乾いてから水を与えるようにしましょう。特に冬場は水やりの頻度を減らし、過湿にならないように注意します。
  • 鉢の排水性を確保する:鉢底に穴が空いている鉢を使用し、排水性を確保することで、根が過剰な水分を吸い上げることを防ぎます。排水性の悪い鉢では、水が滞留しやすく、樹液の分泌が増える原因になります。

パキラを適切な環境に配置する

ハイドロカルチャーのパキラ

パキラは光合成を活発に行う植物ですが、直射日光が強すぎたり、湿度や温度が不安定な環境ではストレスがかかり、樹液を過剰に分泌することがあります。

適切な環境設定

葉焼けで葉が変形したパキラ

夏場の直射日光に当たると、葉の色が抜けたり変形したりしやすい。
  • 夏場の直射日光を避ける:屋外管理の場合、夏場は直射日光に当てすぎるとストレスを感じ、樹液を過剰に分泌することがあります。室内なら南~東向きの窓際に置くと良いでしょう。窓越しの光の場合はレースカーテンは基本不要です。

 

パキラの樹液が出た場合の掃除方法

室内に置いたパキラの鉢植え

パキラの樹液が出てしまった場合でも、簡単に掃除する方法があります。樹液が家具や床に付着してしまうとベタつきや汚れが残るため、早めの対処が重要です。

樹液の掃除手順

  • 柔らかい布で拭き取る:樹液が出た場合は、まず柔らかい布やティッシュで樹液を軽く拭き取ります。このとき、樹液が広がらないように注意しながら優しく拭き取ることが大切です。
  • 水拭き後に乾拭きする:樹液のベタつきが残る場合は、水で軽く濡らした布で拭いた後、乾いた布で水気しっかり拭き取ります。

樹液の出ないパキラが欲しいならフェイクグリーンもあり

樹液の出ないパキラが欲しいなら、フェイクグリーン(人工観葉)もおすすめです。

フェイクグリーンなら樹液はもちろん、虫やカビが湧く心配も要りません。室内でも清潔にパキラを楽しめます。

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パキラの樹液とは?

パキラの樹液

パキラが分泌する樹液は、植物の内部で生成される液体で、主に水分と糖分を含んでいます。

樹液の分泌は自然な現象ですが、観葉植物として室内で育てていると、家具や床を汚したり、触れるとべたつきが不快だったりするため、適切な対処が必要です。

なぜパキラは樹液を分泌するの?

パキラが樹液を分泌する原因はいくつかありますが、以下の要因が主な原因となります。

  • 自然な成長過程:成長期には、パキラが活発に水分や栄養を吸い上げ、余分な水分や糖分を樹液として排出することがあります。これは、健康な植物に見られる正常な反応です。
  • 剪定や傷が原因:枝や茎を剪定したり、物理的なダメージを受けたりすると、パキラはその傷口から樹液を分泌してしまいます。傷ついた部分を保護するための自然なメカニズムです。
  • 害虫の影響:害虫(特にアブラムシやカイガラムシなど)が植物に寄生すると、パキラはそのダメージに対抗するため、樹液を分泌することがあります。また、害虫が樹液を吸って排出する「甘露」が、ベタつきの原因になることもあります。

 

パキラの樹液対策!簡単にできて効果的な方法【まとめ】

パキラの樹液は自然現象ではありますが、過剰に分泌する場合は、直射日光や害虫の発生などが原因の場合もあります。

剪定や害虫駆除、水やりの管理など、簡単にできる対策を取ることで、樹液の分泌を最小限に抑え、パキラを快適に育てることができます。

樹液が出ても慌てず、この記事で紹介した方法を実践して、清潔で美しいパキラを楽しんでください。

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