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パキラの葉水は毎日必要?葉水でしてはいけない2つのこと

明るい室内に飾ったパキラ 基本知識

パキラの葉水って、毎日したほうがいいの?

パキラを育てている方の中には、葉水の頻度や必要性についてお悩みの方も多いのではないでしょうか?

葉に霧吹きで水を吹きかける葉水は葉の保湿と害虫予防に効果的なお手入れですが、注意すべきポイントが2つあるんです。

今回は、パキラに葉水をするときに適した頻度と注意点について紹介します。

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meme

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラに葉水は毎日必要?

スリコで買ったパキラの約3年後

パキラに葉水が毎日必要かどうかは、育てている環境によって異なります。

葉水が毎日必要な場合

  • 乾燥した室内環境:冬場やエアコンの使用が多い部屋では空気が乾燥しやすく、湿度が低下します。湿度が40%を下回ると、パキラは乾燥により葉がカサカサになり、成長が鈍くなることがあります。このような環境では、毎日の葉水が役立ちます。
  • 空気が汚れている場所:室内の空気中には、ほこりや汚れが浮遊していることがあります。パキラの葉は空気中の微粒子を吸着しやすいため、葉水で汚れを除去し、清潔に保つことが大切です。

葉水が不要な場合

  • 高湿度の環境:梅雨時や湿度の高い夏場では、空気中の湿度が十分にあるため、毎日の葉水は必要ありません。過度に水分を与えると、カビや病気の原因になることがあるため、季節や室内環境を考慮して葉水の頻度を調整しましょう。
  • 風通しが悪い場所:葉水をした後、風通しが悪いと水分が乾きにくく、葉にカビが生えることがあります。このような場所では、葉水は控えた方がよいでしょう。

 

パキラの葉水でしてはいけない2つのことは?

葉の色が悪いパキラ

葉水はパキラの健康を保つために有効ですが、正しい方法で行わないと逆効果になることがあります。

ここでは、葉水をする際に絶対に避けるべき2つのことを紹介します。

葉に水滴がついた状態で強い光に当てる

葉焼けを起こしたパキラ

夏場の直射日光で色が抜けたようになったパキラの葉。

葉水後、葉に水滴がついた状態で直射日光に当てると、葉焼けを起こす可能性があります。

これは、水滴がレンズのような役割を果たし、光を集めて葉の表面温度を急激に上昇させるためです。

対策

  • 間接光に当てる:葉水をした後は、直射日光が当たらない場所にパキラを置くようにします。レースカーテン越しの光や、明るい日陰が理想です。
  • 朝夕の涼しい時間帯に葉水を行う:夏場の強い日差しを避けるために、朝早くや夕方の涼しい時間帯に葉水をするのが効果的です。

葉水後に寒さに晒す

外に出しっぱなしのパキラ

屋外管理の場合、最低気温15度以下になったら室内へ移動しておく。

葉水をした後、パキラを寒い場所に置いたり、急激に温度が下がる環境にさらすと、葉が冷えて傷むことがあります。

特に、冬場や冷房の効いた部屋などでは注意が必要です。

対策

  • 葉水後は暖かい場所に置く:冬場や寒い時期には、葉水をした後にパキラを風通しが良く暖かい場所に置くことで、冷えによるダメージを防ぎます。
  • 暖房の風が直接当たらないようにする:暖房の風が直接当たると乾燥しすぎたり、逆に葉水後に冷気に晒されることがあるため、パキラの配置には気をつけましょう。

 

パキラの葉水効果を最大限に引き出すコツ

葉が黄色っぽくなったパキラ

葉水はパキラの健康を維持するために効果的な方法ですが、いくつかのポイントを押さえておくと、さらに効果が高まります。

水は常温のものを使う

冷たい水はパキラにショックを与えるため、常温の水を使うのがベストです。特は注意します。

霧状のミストが噴射できるものを選ぶ

霧吹きは細かい霧状のものが理想的です。大きな水滴が葉に残ると、葉焼けや病気の原因になることがあります。

風通しを良くする

葉水をした後は風通しの良い場所に置くことで、葉の水分が適度に蒸発し、病気のリスクを減らせます。

冬の夜間の葉水は控える

冬は夜間に葉水するのは控えるのが無難です。

葉が濡れた状態で朝晩の冷え込みに晒されると、葉や茎が急激に冷えて傷める恐れがあるためです。

 

パキラの葉水は毎日必要?葉水をする時にしてはいけない2つのこと【まとめ】

パキラに葉水を行うことは、特に乾燥した環境で有効ですが、毎日必要かどうかは育てている環境次第です。

室内の湿度や季節に応じて、葉水の頻度を調整しましょう。

また、葉水を行う際には、「葉に水滴がついた状態で強い光に当てる」「葉水後に寒さに晒す」ことを避けるように注意が必要です。

これらの注意点を守ることで、パキラは美しい葉を保ち、健康に成長し続けるでしょう。

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