パキラにおすすめの土は?100均でも大丈夫?虫が湧きにくい土はコレ

室内向けの土 基本知識

インドアグリーンとして高い人気を誇るパキラ。耐陰性が強く、室内の少ない光でも育てることのできる熱帯原産の植物です。

そして、パキラに適した土とされるのが「水はけのよい土」ですね。もちろん、市販の観葉植物用土を使うのでもok。

ただ、今回はもう一歩踏み込んで「室内でパキラを育てるのにおすすめの土」をご紹介したいと思います。

「室内でもできるだけ清潔に室内でパキラを育てたい」という方はぜひ、土にこだわってみてね。虫が断然わきにくくなるよ。

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農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラの土は100均のもので大丈夫?

100均で買った土

パキラは100均の土でも育つ。ただ…

パキラは100均に売っている「観葉植物の土」で問題なく育てられます。

ただし、風通しが制限される室内でパキラを育てるなら、さらに排水性・通気性を向上させると根腐れを起こしにくくなります。

100均の土を室内向けにブレンドする方法

100均の土を室内で使う場合、「赤玉土(小粒)」や「鹿沼土(細粒)」「軽石(細粒)」などを全体の半分ほど混ぜ込むと蒸れにくくなります。

また、赤玉土や鹿沼土を使う場合、園芸店やホームセンターで売っている「硬質タイプ」を使うと粒が崩れにくく、根が傷みにくいです。

虫が苦手なら室内向けにブレンドされた土がおすすめ

室内向けの土

あくまで筆者の経験上ですが、100均の土を室内で使うとコバエが湧きやすい傾向です。

室内管理するなら室内向けにブレンドされた土を使うと虫がより湧きにくくなります。

 

パキラにおすすめの土を2つに厳選してみた!

2022年6月のパキラ

ここからは、パキラを育てるのに適した土の条件3つを備えている上、虫がわきにくく、室内でも清潔に管理できるおすすめの土をご紹介します。

パキラを室内で育てるのにおすすめの土①プロトリーフ

室内向けの土

1つ目におすすめの土が、プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土です。

パキラを育てるのに必要な通気性・排水性を持つ上、コバエがわきにくく室内でも清潔に植物を育てられるという特徴があります。

コバエがわきにくい上、色の変化も分かりやすいので水やり管理がしやすい

堆肥を使用していないため虫が寄り付きにくく、カビやキノコも生えにくいため、室内でも安心してパキラを育てることができます。

さらに鹿沼土ベースのため、乾いている時と濡れている時の土の色の変化がはっきりしているのも特徴です。

室内向けの土とサスティー

水やりのタイミングが分かりやすいため、水のやり過ぎによる根腐れや、水のやり忘れを防いでくれます。

さらに、即効性肥料と緩効性肥料の2種類を配合。清潔に管理できる上、パキラの生育もサポートしてくれますよ。

パキラを室内で育てるのにおすすめの土②花ごころ

パキラのスムーズな生育と室内管理をする上での清潔さ。この2つを兼ね備えている土が花ごころ 三ツ星室内観葉植物の土です。

鹿沼土やパーライトなど、鉱物質原料を使用しているためコバエが発生しにくいのが特徴です。

コバエがわきにくい上、葉の色をよくするマグネシウム、茎を強くするカルシウム配合

さらに、マグネシウムとカルシウム配合されているため、清潔さを保ちつつ植物の生育をサポートしてくれます。

嫌に臭いも無く、室内園芸におすすめなワンランク上の土です。

 

パキラを育てるのに適した土の条件3つとは?

パキラ

まずは、パキラを育てるのに適した土の条件をみていきましょう。

パキラを育てるのに適した土の条件①排水性に優れる

パキラは排水性・通気性に優れる土を好みます。

水はけの悪い土に植えた場合、土が常に湿った状態になることで、根が呼吸できずに傷んでしまうことが多いです。

植え替えは根詰まりしてからでok?

また、植え付け当初は水はけが良かった土も、経年によって徐々に土の粒が崩れ、団子状に固まってきます。

すると、鉢内の水はけが悪くなって根腐れを引き起こすこともあるのです。

「水やり後、水分がなかなか土に浸透していかなくなってきた…」

これは、土が古くなってきたサインのひとつ。根詰まりを解消するためだけでなく、土を更新するためにも最低2年に1回の植え替えが必要になります。

パキラを育てるのに適した土の条件②小粒である

パキラ

排水性・通気性に優れるからと粒が大きすぎる土に植え付けると、幹がぐらぐらと不安定になってしまうこともあります。

地上部の割に、意外と根が張っていないことも多い

特にパキラの場合、海外から幹を輸入し、国内で発根させているケースも多いようです。

そのため、地上部の割に根があまり張っていないということも。そうすると、土の粒が大きすぎると株全体がぐらついてしまうこともあります。

パキラを育てるのに適した土の条件③色の変化が分かりやすい

パキラの表土

パキラは湿りっぱなしを嫌います。土が湿りっぱなしだと根が呼吸できずに傷む「根腐れ」を起こす恐れがあるからです。

そのため、水やりの管理がしやすい土であればベストです。

「濡れている時と乾いている時の色の変化」

これが分かりやすいと水やりのタイミングがつかみやすいでしょう。

水やりチェッカーを使うと水やり管理が楽になる

サスティー

さらに水やりの管理を楽にしてくれるのが水やりチェッカーです。

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで、土の乾き具合を測定、最適な水やりのタイミングを色で知ることが出来ますよ。

サスティー

S、M、Lどれがいい?サスティーサイズ表はこちら
  • 鉢の直径6~9cmほど(片手で持てるくらい)…Sサイズ
  • 鉢の直径10.5㎝~18cmほど(両手で持てるくらい)…Mサイズ
  • 鉢の直径18cm~36cm(持ち上げるのに力が必要)…Lサイズ

室内管理が中心となるパキラには、これら3つの条件を備えていることはもちろんのこと、「室内でもできるだけ清潔に管理できる土」であることが求められます。

 

 

パキラにおすすめの土は?100均でも大丈夫?虫が湧きにくい土はコレ【まとめ】

ということで、今回はパキラにおすすめの土をその条件をご紹介しました。

植物は順調に育っても、室内にコバエが湧いてしまったら気持ち悪くて気分も下がってしまいます。そんな時は土を見直してみてください。

パキラを2年以上植え替えていない場合、根詰まりしていなくとも土が崩れ、水はけが悪くなっている可能性が高いです。

カチコチに固まった古い土を、排水性に優れる新しいに更新するためにも、2年に1回は植え替えを検討してみてくださいね。

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