パキラの葉が密集してボサボサになっちゃったな…。
パキラを長く育てていると、いつのまにか葉が密集してボサボサになり、乱れて見えることがあります。
これは自然な成長過程で起こることですが、適切な対処をすることで美しい樹形を取り戻すことも可能です!
そこで今回は、パキラがボサボサになる原因と剪定方法、管理のコツについて詳しく解説します。
パキラの葉がボサボサになる原因は?
パキラの葉が密集し、ボサボサと乱れた樹形になる原因には、以下のようなものがあります。
幹が編み込まれている
幹が編み込まれたパキラは、成長が大きく制限されることが多いです。
枝葉が特定の方向に集中して伸びるため、見た目がボサボサになることがあります。
光不足による徒長
室内で育てているパキラは、光が不足すると茎や枝が細く伸びてしまい、葉の密度が高くなります。
これにより、見た目が乱れた印象になることがあります。
2年以上剪定してない
パキラは剪定を行わないと、新しい枝が無秩序に伸び続け、葉が重なり合ってボサボサになります。
これは自然な成長なので、コンパクトな樹形を保ちたいなら、1~2年に一度剪定する必要があります。
▶パキラの切り戻し方法!大きくなりすぎたパキラをコンパクトに整えよう
ボサボサになったパキラをすっきり仕立て直す方法
適期は春~初夏(4月~6月ころ)
ボサボサに茂りすぎたパキラをバッサリ切り戻すなら、回復力の最も高い春~初夏がベストです。
真夏や秋はできるだけ避けるべきです。
伸びすぎた枝を切る
清潔な剪定バサミで伸びすぎた枝を切りましょう。他の枝と交差している枝を中心にカットします。
今回はコンパクトに仕立て直したかったので、すべての枝を切り落としました。
すべての葉を失ったパキラは水の与え過ぎに注意します。
明るく風通しの良い場所で新芽が出るのを待つ
明るく風通しの良い場所で新芽が出るのを待ちましょう。
室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想ですが、できれば屋外の半日陰に置く方が丈夫に育ちます。
上写真は、剪定から約一年後です。新しい葉が成長してコンパクトな樹形に育ちました。
ボサボサ回避!パキラの樹形をコンパクトに保つコツ
室内なら南~東向きの窓際に置く
パキラは明るい場所を好みます。
窓際や適度な日光が差し込む場所に置くことで徒長を防ぎ、ギュッと締まった樹形に保つことができます。
適切な水やり
水やりは土の表面が乾いてから行うのが基本です。季節によって頻度を調整し、水のやりすぎを防ぎましょう。
水遣りチェッカーを使うのもおすすめです。
定期的な葉の掃除
葉にホコリが溜まると光合成が妨げられ、健康を損ないます。柔らかい布で葉を拭いて清潔に保ちましょう。
霧吹きを葉に吹きかけてケアするのが基本ですが、植物用お掃除ジェルも便利です。
古い葉を取り除く
古くなった葉や枯れた葉を取り除くことで、パキラ全体の見た目がすっきりします。
また、通気性が良くなるため、病害虫の予防にもなります。
パキラがボサボサ?さっぱりさせる方法を画像付きで解説【まとめ】
パキラの葉がボサボサになる原因には、光不足や水やりの過剰、剪定不足、そして幹が編み込まれていることなどがあります。
これらの問題に対処するためには、適切な剪定や日常の管理が欠かせません。
スッキリ整えたパキラは、インテリアとしても一層魅力的になりますよ。