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パキラの芯止めで理想の樹形を作る!効果と手順を画像付きで徹底解説

パキラの芯止め経過 基本知識

パキラを育てているけど室内だし、できるだけコンパクトなサイズ感に抑えたいな。

このような方におすすめの方法が「芯止め」。

芯止めとは、パキラの成長点を剪定し、樹形を整える方法です。

そこで今回は、パキラの芯止めの手順や効果、注意点を画像付きでわかりやすく解説します。

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meme

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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芯止めとは?パキラに必要な理由

パキラの切り戻し剪定

芯止めとは、植物の成長点(茎や枝の先端)を剪定して、特定の高さや形状を保つための方法です。

パキラに芯止めが必要なケース

切り戻しから2か月後のパキラ

  • 背が高くなりすぎた場合
    自然な成長で2m以上に達することもあるパキラ。背が高くなりすぎると、室内の空間に収まりづらくなります。
  • 枝分かれを促したい場合
    芯止めを行うことで、側枝が伸びやすくなり、ボリュームのある形に仕立てられます。
  • 樹形を整えたい場合
    成長に偏りが出ている場合、芯止めによってバランスを取ることが可能です。

芯止めの効果

芯止めには次のような効果があります。

  • 成長を抑える:上方向への成長を抑え、横に広がる枝葉を育てる効果があります。
  • 樹形の改善:枝分かれを促し、丸みを帯びたバランスの良い形に整えられます。
  • 管理しやすいサイズに保つ:室内でも手入れしやすいサイズに維持できます。特に天井の高さに制限がある場合に便利です。

 

パキラの芯止めを行う手順

パキラの芯止め経過

適期は4月~6月ころ

芯止め前のパキラ

芯止めに適した時期は春から初夏(4〜6月)です。この時期は植物が活発に成長するため、剪定後の回復が早いです。

寒くなる直前の10月以降は芯止めは避けて。

剪定バサミを消毒

病害虫の感染を防ぐため、使用するハサミは必ず消毒します。アルコールで拭くか、熱湯をかけて消毒してください。

芯止めする位置を決める

剪定前のパキラの幹

剪定する場所は、希望の高さや樹形に応じて選びます。枝分かれを促したい場合は、葉節(葉がついている部分)の少し上でカットします。

剪定を実行

パキラの芯止め

一気に切るのではなく、丁寧に茎を切ります。切り口は斜めにすることで水分がたまりにくくなり、腐敗を防ぎます。

剪定後のケア

芯止め後のパキラ

切り口が乾燥するまで、直射日光を避けて明るい日陰で管理します。

新芽が出始めたパキラ

順調いけば、約2週間で新芽が出てきます。

新しい芽が出始めるまでの数週間は肥料を控え、必要な水分だけを与えます。

 

パキラを芯止めした後の経過と管理方法

丸坊主にしたパキラ

芯止めを行った後、以下の変化が見られることがあります。

2週間ほどで新芽が出てくる

パキラの新芽

切り口の近くから複数の新芽が出てきます。放置すると枝が密集しすぎるため、バランスを見て間引き剪定を行いましょう。

成長が遅くなる

芯止め直後は植物がダメージを受けるため、成長が一時的に遅くなることがあります。適切な環境を維持して回復を待ちます。

葉の形が変わる

芯止めから1か月程経ったパキラ

新しく出てくる葉は、以前の葉と比べて小さくなる場合がありますが、これは成長が安定するにつれて改善します。

 

パキラの芯止めに関するよくある質問

剪定したパキラ

Q1. 芯止めはどのくらいの頻度で行えばいいですか?

A1. 年に1回、必要に応じて行うのが一般的です。特に成長が早い春~初夏に済ませると失敗しにくいです。

寒くなる直前の9月後半以降は避けた方が無難です。

Q2. 芯止めを失敗するとどうなりますか?

幹だけになったパキラ

A2. 切り口が腐る、全体的に成長が停滞するなどの問題が発生することがあります。消毒や適切な剪定位置を守ることでリスクを軽減できます。

幹だけになっても諦めるな!パキラを復活させる方法を症状別で解説

Q3. 芯止め後に肥料は必要ですか?

A3. 最初の数週間は控えめにしましょう。その後、成長が回復してから緩効性肥料を与えると効果的です。

パキラに肥料はいらない?与えるタイミングと選び方を徹底解説

 

パキラの芯止めを成功させるためのポイント

芯止めで高さを抑えたパキラ

  • 適切な道具を使う
    鋭利な剪定バサミを使用し、切り口を清潔に保ちます。
  • 剪定後の管理を徹底する
    切り口を乾燥させ、適度な環境を提供します。
  • 樹形をイメージする
    希望の形をあらかじめイメージしながら剪定を行います。

パキラを大きくしたくない時の植え替え方法は?

 

パキラの芯止めで理想の樹形を作る!効果と手順を画像付きで徹底解説【まとめ】

パキラの芯止めは、樹形を整え、理想的なサイズに維持するための重要な作業です。

適切な時期と方法で行えば、バランスの良い成長を促し、美しい観葉植物として楽しむことができます。

本記事を参考に、ぜひ芯止めに挑戦してみてくださいね!

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