幹がねじねじになったパキラって根腐れしやすい?数本だけ弱ってしまった。。
インテリアとして人気のねじりパキラですが、育てる際には注意が必要です。
特に「根腐れ」に関しては、編み込みが原因で起こりやすいことが知られています。
そこで今回は、ねじりパキラが根腐れしやすい理由と、数本のみが根腐れした場合の対処法について解説します。
ねじりパキラが根腐れしやすい理由
ねじりぱきらが根腐れを起こすときによくある原因には、以下のようなものがあります。
幹と根の密集による蒸れ
ねじりパキラは幹が密着しているため、幹や根の周りに十分な空気が流れにくく、湿気がこもりやすいです。
根の密集状態が長期間続くと根が酸素不足になり、根腐れが発生しやすくなります。
根が密集していると栄養や水分の取り合いが発生しやすく、一部の株のみ根が弱ってしまう可能性があります。
根の複雑な構造
ねじりパキラは複数の株を編み込んでいるため、ある株の根が健康でも、他の株の根が腐ることがあります。
さらに、鉢の中で複雑に絡み合った根は空気の通りが悪く、置き場所や管理方法によっては腐敗しやすいです。
ねじりパキラの数本のみが根腐れした時の対処法
ねじりパキラが根腐れを起こす場合、全体が一気に腐るわけではなく、数本のみが腐ることが多いです。
このようなケースでは、早めの対応が重要です。以下の手順で根腐れを対処し、残りの健康な株を守りましょう。
まずは腐った根をチェック
ねじりパキラの場合、数本だけが根腐れを起こしていることが多いので、根元の状態をしっかり観察しましょう。
根腐れが進んでいる場合、幹の下部や株元が黒ずんでいたり、触ると柔らかくなっているのが特徴です。
腐った部分を取り除く
根腐れを起こしている部分を確認したら、腐った根を取り除きます。
腐敗した部分を残しておくと、他の部分まで腐ってしまう恐れがあるためです。
健康な株を守るためには、早めの対応が必要です。
土の入れ替えと鉢の洗浄
古い土には腐った根の残骸や病原菌が残っている可能性があるため、土も新しいものに交換するのが理想です。
水はけが良く、通気性のある土を選ぶと良いでしょう。
根腐れによって根の量が大幅に減った場合、肥料分を含まない無機質な土を使い、鉢は小さめの物を使います。
根腐れ回避!ねじりパキラを健康に育てるコツ
ねじりパキラを根腐れから守るためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
水やりは土が乾いてからが基本
水のやり過ぎは根腐れの最大の原因です。
春~秋は、土が乾いたタイミングで鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
受け皿に溜まった水はこまめに捨て、できればポットフィート等を使って、鉢を浮かせると根が蒸れにくくなるのでおすすめです。
排水性の良い土を選ぶ
ねじりパキラには水はけの良い土が欠かせません。
観葉植物用の土に軽石やパーライトを混ぜることで、通気性と排水性を向上させることができます。
室内管理の場合は、虫が湧きにくい「室内向けの土」もおすすめです。
室内ならサーキュレーターをフル活用
ねじりパキラを室内で育てるなら、風通しを良くすることがとても大事です。
特に窓を閉め切る時期は風通しが悪くなることで、根腐れやカビ、害虫の発生リスクが高まります。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターや扇風機を活用し、湿気や冷気が一か所に停滞しないよう気を配ることがとても重要です。
ねじりパキラは根腐れしやすい?数本のみ根腐れした時の対処法【まとめ】
ねじりパキラはデザイン性の高さからインテリアアイテムとして人気です。
ただし、通常のパキラに比べると根が密集しやすく、根腐れのリスクは高くなります。
水やりや土の管理、植え替えなど、日々のケアがパキラの健康を保つために欠かせません。
もし数本だけ根腐れが発生した場合は、早めに対処することで他の株を守ることができます。
しっかりとしたケアを行うことで、ねじりパキラを長く楽しむことができるでしょう。