パキラは放っておいても丈夫に育つって聞いたけど、活力剤は必要?
丈夫で育てやすいパキラですが、元気がなくなったり成長が鈍ったりすると「活力剤を使うべき?」と悩むこともあるのではないでしょうか?
今回は、パキラに活力剤が必要なケースや選び方、失敗しない使い方について詳しく解説します。
パキラに活力剤は必要?
活力剤は必須ではありませんが、以下のような状況で使用すると、回復や成長促進に役立ちます。
日照時間が短くなる秋~冬場
秋から冬にかけての時期は、日照時間が短くなることで栄養が不足しがちです。
このタイミングで活力剤をうまく活用できれば、葉の変色を防ぐことができます。
環境が変わったとき
部屋の移動や置き場所を変更した場合、活力剤をうまく使用することで、ストレスを軽減することができます。
注意点
- 2年以上植え替えていない場合、まずは根詰まりを解消することを優先する
- 健康なパキラに過剰に活力剤を使うと、かえって負担になることもあるので注意
- 必要以上に使用しないようにし、成分や希釈方法をしっかり確認する
パキラにおすすめの活力剤2つとその使い方
ここからは、筆者が実際に使ってみて気に入った活力剤2つとその使い方を紹介します。
水に薄めて使うタイプなら「メネデール」
植物の根が吸収しやすいよう、栄養分がイオン化された植物活力素です。
発根を促してくれるので、根が弱ったパキラでも、養分を吸い上げる力をサポートしてくれます。
キャップ1杯を水1リットルで薄めて与える
キャップ1杯に対して水1リットルで薄めると100倍水溶液ができます。
水やりの際に与えるのはもちろん、葉にスプレーすることで色つやを良くする効果も期待できます。
葉や土に吹きかけるだけ!手軽さ重視なら「HB101」
水で薄める手間不要。そのままスプレーするだけで手軽に使えます。
葉や土にスプレーするだけで、葉の色つやを良くし、免疫力を高めてくれる活力剤です。
そのまま葉や土にスプレーするだけ
希釈済みなので、そのまま葉や土にスプレーするだけ。
天然成分なので、パキラ等の観葉植物はもちろん、野菜・果物・花などにも使えます。
パキラに適した活力剤の選び方は?
パキラに適した活力剤を選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。
成分の確認
- アミノ酸やビタミン類が含まれているものは、植物の代謝を促進します。
- フミン酸やフルボ酸は、根の吸収力を高め、土壌改良にも役立ちます。
- 化学成分が少なく、天然由来の成分をベースにしている活力剤は、室内でも安心して使用できます。
液体タイプか固形タイプか
液体タイプは吸収が早く、即効性があります。
一方、固形タイプは長期間ゆっくりと効き目が現れます。目的や状況に応じて選びましょう。
用途に合ったものを選ぶ
- 植え替え用: 植え替え後の根の回復を助けるものを選びます。
- ストレス回復用: 環境の変化や病害虫の被害で弱った植物向けのものを選びましょう。
パキラに活力剤を使うときの注意点
パキラに活力剤を使う際は、以下の点に気を付けましょう。
他の肥料との併用に注意
活力剤と肥料を同時に使うと、肥料焼けを引き起こす可能性があります。活力剤を使う場合は、肥料の使用を控えるか、間隔をあけて使いましょう。
病害虫の駆除は別途行う
活力剤は病気や害虫そのものを駆除するものではありません。必要に応じて殺虫剤や殺菌剤を使用してください。
濃度を守る
「濃い方が効く」というわけではありません。濃度が高すぎると逆効果になるため、必ず規定の希釈量を守りましょう。
頻度を守る
月に1~2回程度を目安に使用します。頻繁に与えすぎると効果が薄れるだけでなく、植物にストレスを与える可能性があります。
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活力剤を使わずにパキラを健康に育てるコツ
活力剤を使用することは効果的ですが、日頃のケアをしっかり行うことも重要です。
定期的な水やり
鉢土が完全に乾いたタイミングで、たっぷり水を与えましょう。冬場は水やりを控えめにします。
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適切な置き場所
直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。
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植え替え
2~3年に1回は植え替えを行い、根詰まりを防ぎます。
肥料の適切な使用
春から秋にかけては緩効性肥料を定期的に与え、成長をサポートします。
パキラに活力剤は必要?おすすめ活力剤と使い方【まとめ】
パキラに活力剤を使用することで、ストレスやダメージを受けた状態からの回復を早めることができます。
ただし、活力剤はあくまで補助的な役割。日常の適切なケアを行うことが、パキラを美しく健康に育てる鍵です。
活力剤を賢く使い、パキラの魅力を存分に楽しんでください!