水挿しにしたパキラの切り口がぬるぬるして根が出ない…。
パキラを水挿しで発根させる際に、切り口がぬるぬるしてしまうことがあります。
この場合、早めに対処すれば発根の可能性は十分に残されているんです!
そこで今回は、水挿しにしたパキラの切り口がぬるぬるする原因とその対処法を詳しく解説します。
パキラの切り口がぬるぬるする主な原因は?
発根の兆候
水挿しの際、切り口がぬるぬるするのは発根が始まる前段階の可能性もあります。
特に白い粒々が現れている場合、発根の前兆の可能性が高いです。
対処法
- 水を清潔に保ち、数日ごとに交換する。
- 切り口に触れてぶよぶよするなら、腐敗の可能性が高い。
細菌や真菌の感染
切り口がぬるぬるしている場合、細菌や真菌の感染が原因であることが多いです。
これらの微生物は切り口から侵入し、組織を分解してしまいます。
対処法
- 切り口を清潔なハサミで再度切り戻します。
- 新しい切り口に園芸用の殺菌剤を塗布して感染を防ぎます。
- 再び水に挿し、発根を待ちます。
水挿しパキラの根が出ない理由とは?
水挿しにしたパキラの根がなかなか出ず、切り口がぬるぬる傷んでしまう場合、以下のような原因が考えられます。
温度不足
水挿しには適切な温度(20~25℃)が必要です。温度が低すぎると発根が進みにく、発根前に切り口から傷んでしまうことがあります。
対処法
- 水挿しが失敗しにくいのは春~初夏。秋以降は避けた方が無難。
- 室温を調整し、温かい場所に置きます。
切り口の劣化
切り口が黒ずんでいたり、ぶよぶよと腐敗している場合、発根が難しくなります。
対処法
- 切り口を再度清潔に切り直します。
- 殺菌剤を塗布して感染を防ぎます。
パキラの切り口がぬるぬるするのを防ぐための予防策
適切な切り戻し作業
清潔なハサミを使用し、切り口が滑らかになるようにします。作業前後にハサミを消毒して、細菌の侵入を防ぎます。
環境の改善
風通しの良い場所に置き、湿気がこもらないようにします。適度な日光が当たる環境で管理します。
パキラの切り口がぬるぬる?水挿しで根が出ない理由と対処法【まとめ】
パキラの切り口がぬるぬるする原因には、細菌や真菌の感染、発根の兆候などが挙げられます。
また、水挿しで根が出ない理由には温度不足、切り口の状態が影響していることも考えられます。
この記事を参考に、パキラの水挿しを成功させてください。