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パキラは赤玉土のみでok?赤玉土だけで育てるメリットと注意点を解説

パキラに使う土を配合 基本知識

パキラを育てる際に、土選びは非常に重要ですが、

「赤玉土だけでパキラを育てても大丈夫?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、赤玉土を使ったパキラ栽培のメリットや注意点、効果的な活用方法を詳しく解説します。

※赤玉土とは?…非常によく使われる土壌改良材。火山灰を原料として作られた多孔質の粒状土。排水性・保水性のバランスが良く観葉植物の土として使われることも多い。

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meme

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラは赤玉土だけでも育てられる?

素焼き鉢に植えたパキラ

結論、パキラは赤玉土だけでも育てられなくはありませんが、その場合は以下のポイントに注意しましょう。

栄養不足に注意

赤玉土(小粒)

赤玉土は無機質な土であるため、有機物をほとんど含んでいません。

そのため、植物の成長に必要な栄養素を供給するには、定期的な肥料の施用が必要です。

対策

  • 成長期(春〜夏)は、2週間に1回程度の液体肥料を施します。
  • 冬場は肥料を控えめにするか、休止します。

粒の劣化に注意

劣化した赤玉土

1年ほどで粒が崩れ、団子状に固まってしまうことが多い。

赤玉土は水や時間の経過により崩れやすくなり、通気性や排水性が低下します。

対策

  • 最低でも2年に一度は土を入れ替える。
  • 崩れにくい硬質赤玉土を選ぶ。
一言に赤玉土といっても、粒のサイズや硬さが異なる。パキラにおすすめなのは、小粒の硬質タイプの赤玉土。粒が崩れにくいから、鉢の中が蒸れにくい。

屋外の場合は水切れに注意

サスティー

土に挿しておくだけで土の乾き具合が色で分かる「水やりチェッカー」

赤玉土は水はけが良いため、他の土よりも乾燥が早いです。特に屋外の場合、夏場の水切れに注意しましょう。

対策

  • 土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。
  • 成長期は特に乾燥に注意し、水やりを増やす。
  • 冬場は土が完全に乾いてから水を与える。
  • 水やりチェッカーを使って土の乾き具合を可視化する。

パキラにおすすめの土は?100均でも大丈夫?虫が湧きにくい土はコレ

 

赤玉土だけでパキラを育てるメリット

葉に白い模様の入った斑入りパキラ

パキラを赤玉土だけで育てる場合、以下のようなメリットがあります。

1. 根腐れのリスクが低い

赤玉土の優れた排水性により、過剰な水分が土壌に溜まることを防ぎ、根腐れのリスクを軽減します。

2. 通気性が良い

赤玉土の多孔質な構造が根に酸素を供給し、根の健康を促進します。

3. カビや病害虫の発生を抑制

余分な水分が溜まりにくいため、カビや病害虫が発生しにくい環境を作ります。

赤玉土だけで育てられなくはありませんが、個人的にはおすすめしません。栄養不足に陥りやすいからだけでなく、粒が崩れた場合、鉢内が蒸れて根腐れを引き起こすリスクが高いためです。

パキラにおすすめの土は?100均でも大丈夫?虫が湧きにくい土はコレ

 

パキラを赤玉土を使って育てる!適した土の配合方法

パキラに使う土を配合

赤玉土だけでなく、他の土壌改良材や有機物を混ぜることで、より良い環境を作ることができます。

赤玉土+腐葉土の混合

腐葉土

赤玉土に腐葉土を加えることで、保水性と栄養分を補えます。

  • 配合例: 赤玉土70%、腐葉土30%
ただし室内の場合、腐葉土の割合が多すぎるとコバエの発生リスクが高まるから注意。

赤玉土+観葉植物用培養土

100均の観葉植物の土

市販の培養土を混ぜると、初心者でも扱いやすい土になります。

  • 配合例: 赤玉土50%、培養土50%

赤玉土+鹿沼土の混合

鹿沼土は赤玉土よりも軽く、酸性度が高いため、混ぜると通気性がさらに向上します。

  • 配合例: 赤玉土50%、鹿沼土40%、腐葉土10%
赤玉土と鹿沼土は無機質なので虫が湧きにくい。室内で育てる場合におすすめの配合方法。

パキラにおすすめの土は?100均でも大丈夫?虫が湧きにくい土はコレ

 

パキラは赤玉土のみでok?赤玉土だけで育てるメリットと注意点【まとめ】

赤玉土は、パキラの育成に適した優れた土壌ですが、単体で使用する場合は栄養不足や粒の劣化に注意が必要です。

他の土壌改良材と組み合わせたり、適切な管理を行うことで、健康なパキラを育てることができます。

この記事を参考に、最適な土選びとケアを実践してみてください!

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