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パキラがベタベタ?葉っぱがべとつく時によくある原因と対処法

表面がベタベタになった観葉植物の葉っぱ よくあるトラブル

パキラの葉っぱがベタベタしてる。拭いてもすぐべとつくし、何となく色も良くない。。

パキラを育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

結論、パキラの葉がベタベタする場合、カイガラムシ等の害虫が発生している可能性が高いです。

今回は、パキラの葉がベタベタするときによくある原因とその対処法について紹介します。

この記事を書いた人
meme

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラがベタベタする原因①カイガラムシによるもの

カイガラムシによって葉がベタベタになった観葉植物

パキラの葉がベタベタする原因として、最も一般的なものの一つがカイガラムシによる害虫被害です。

カイガラムシは糖分を含んだ排泄物を出すため、葉や茎をベタベタと汚します。

カイガラムシが付いたときの症状

綿棒で取り除いたカイガラムシ

虫といっても、カイガラムシの場合はほとんど動かないことが多い。

  • 葉や茎に白や茶色の小判型の粒々が付着している
  • 葉がベタベタしており、触ると手に粘つきが残る
  • 放っておくとすす病が発生することがある。カイガラムシの排泄物にカビが繁殖して黒っぽい斑点が現れる病気

対処法

  1. 物理的に取り除く
    葉に見慣れない粒々を発見したら、とりあえずは湿らせた綿棒で取り除きます。カイガラムシはしっかりと植物に付着しているため、軽くこすり落とす必要があります。
  2. アルコールや殺虫剤の使用
    物理的に取り除くのが難しい場合や、再発を防ぐために、アルコールを染み込ませた布や綿棒でカイガラムシを拭き取る方法も効果的です。市販の殺虫剤植物用の石鹸スプレーも有効ですが、使用前には必ず植物への影響を確認してください。
  3. 風通しを良くする
    カイガラムシは風通しの悪い場所で繁殖しやすいため、空気の流れを良くすることも大切です。鉢を室内に置いている場合は、時々換気を行い、窓を閉め切る時期はサーキュレーターをフル活用します。

 

パキラがベタベタする原因②樹液によるもの

パキラの茎に垂れる透明の樹液

樹液の場合、透明の液体が茎に付着していることが多い。

パキラがベタベタするもう一つの原因は、樹液によるものです。

樹液は特に成長期(春~秋)に多く見られ、健康なパキラが自然に分泌するものです。

対処法

樹液が原因でベタベタしている場合は、以下の対処法を試してください。

  1. 葉を優しく拭き取る
    樹液が葉に付着している場合は、湿らせた布や柔らかいスポンジで優しく拭き取ることができます。水で十分に湿らせた布で拭き取ることで、簡単に樹液が除去できますが、力を入れすぎると葉を傷めてしまう可能性があるため、注意しましょう。
  2. 水やりの頻度を見直す
    樹液の分泌が多い場合、過剰な水やりが原因の一つであることがあります。パキラは湿度を好みますが、根が水分過多になると余分な水分を樹液として分泌することがあります。土が乾いてから水を与えるようにし、水分管理を見直すことも重要です。
  3. 剪定を行う
    成長期に樹液の分泌が多いと感じた場合、適度に剪定を行うことで、樹液の分泌を抑えることができます。特に、葉や枝が過密になっている場合、剪定によって植物の通気性を改善することができます。

 

パキラのベタベタを防ぐための予防策は?

手で持ち上げたパキラの鉢植え

パキラのベタベタ問題を防ぐためには、日常のケアが非常に重要です。以下の予防策を参考にしてください。

定期的に害虫チェック

カイガラムシなどの害虫が発生しやすい環境を作らないために、定期的に葉や茎をチェックし、早めに発見することが大切です。

害虫の発生を予防するために、植物周りの風通しを良くし、湿気がこもらないようにしましょう。

水やりの適切な管理

パキラは乾燥にも比較的強い植物ですので、水やりの頻度を控えめにすることが大切です。

土がしっかり乾いてから水を与えましょう。特に冬場は水やりの量を減らす必要があります。

葉の清掃を習慣にする

樹液やホコリが葉にたまりやすいため、定期的に葉を拭く習慣を持つと良いでしょう。

湿らせた柔らかい布で優しく拭くことで、葉の表面が清潔に保たれ、ベタベタすることが少なくなります。

 

パキラがベタベタ?葉っぱがべとつく時によくある原因と対処法【まとめ】

パキラの葉がベタベタする原因には、主にカイガラムシなどの害虫被害樹液の分泌が挙げられます。

これらの原因を正しく理解し、適切な対処法を講じることで、パキラを健康に保つことができます。

特に、害虫に関しては早期発見が重要であり、定期的なチェックと予防策を実施することが大切です。

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