濃いグリーンの葉が扇状に広がるパキラはすっきりとした見た目で、どんなインテリアとも相性のよい人気の観葉植物です。
そんなパキラの幼木を100円ショップで購入したので、1年間大事に育ててみた結果を紹介します。
100円ショップで買ったパキラを3年間大事に育てたらこうなります
今回は100円ショップでパキラを種から発芽させた実生(みしょう)株を発見。気長に育てていきます。
パキラの生育ブログ【2021/4】
こちらが100円ショップで発見したパキラの幼木です(上写真)。根本付近には、まだ双葉らしきものが見えますね。
そして、よく見るとひと鉢に2つのパキラが植わっています。これはお得!
パキラは種で比較的簡単に発芽させることができるそうですよ。ただ、パキラの種子は珍しくなかなか自分で購入することができませんよね。
店頭にはもうひとつパキラの実生株があったので、今回、2株購入することにしました。(下写真)
こちらはひょろりとした見た目。どれも小さいので、もう少し暖かくなったら、まとめてひとつの鉢に植えようと思います。
パキラの生育ブログ【2021/9】
パキラを購入してから約5か月経ちました。ひとつの鉢にまとめて植え付けています。
春から秋にかけてはベランダの半日陰に置いていました。どれもぐんと大きくなりましたね。真夏以外は直射日光にも当たっていましたよ。
パキラはもともと太陽の光をたくさん浴びて高さ約15mにもなるそうです。現地ではパキラの実が売っているとか!
さすがにそこまで大きくすることはできませんが、気長に見守っていこうと思います。
パキラの生育ブログ【2022/3】
100均でパキラを購入してから約一年が経過しました。冬場は室内で乾燥気味に管理し、なんとか初めての冬越し成功です。
寒さと乾燥が原因でしょうか?葉先が少し枯れていますね。冬場の室内はどうしても乾燥します…。
気を付けて葉水をしたり加湿器を使ったりしていましたが、室内の湿度は平均30%~40%くらい。乾燥気味でした。
葉水も忘れた日が結構あり、葉が傷んでしまったものと思われます。とはいえ、枯らさずに冬を越せてよかった!
暖かくなってきたらまた屋外に出し、月に1~2回ほどハイポネックスを水で薄めたものを水やりとして与えようと思います。
植え替えはまだ大丈夫かな?今のところ根詰まりしている様子はありません。暖かくなったら、いったん鉢から取り出してみてどうするか判断します。
秋になってから根詰まりに気付いてそこから植え替えとなると、株が弱ってしまうことが多いんですよね。
パキラの生育ブログ【2022/8】
春から夏にかけて大きく生長したパキラです。根詰まりし始めたので植え替えることに。
使用するのはセリアで購入した「ストーン風プランター」です。
植え替え完了。これでしばらく大丈夫ですね。
幹がぐらつくので根がしっかり活着するまでは強風に気を付けつつ管理していきます。
コンパクトに整えます【2023/6】
かなり葉が茂って混みあってきました。幹もひとまわり太くなって狭そう。
株元は緑色から茶色いに木質化しています。力強さを感じます。
ちょっと込み合ってるので、葉を切り戻すことにしました。
すっきりさっぱり。今は6月なので、剪定するには一番いい時期です。
3か月後くらいにはまた葉が茂っているはず。
カットしてから約2週間経過。新芽がチラホラ【2023/7/16】
まだ幹だけですが、よく見ると…
新芽が出てきてます。ここまでくればもう安心です。
新芽が展開。パキラは成長が早いです【2023/7/29】
ちょっと形が歪になってしまってますが、順調に新芽が出てきて育ってます。
切り戻して約3か月経過。鉢を分けます【2023/9/12】
その後、形を微妙に整えつつここまで育ちました。
コンパクトにまとまっていい感じですが、1本の幹がかなり太くなってきたので、鉢を分けることにしました。
購入当初に比べてかなり太くなりましたね。順調に育ってます。
とりあえず、小さめの株2つと大きめの株1つに鉢を分けました。
ただ、これ以上鉢が増えると置き場所がないので、片方の鉢はいずれ里子に出します。
片方の鉢を親戚にプレゼント【2023/10】
1本に分けた方の株に葉が茂り始めました。
新芽も次々と出ています。ということで、本格的に寒くなる前に親戚宅へ里子に出すことに。
元気で育ってね!
100円ショップで買ってから約3年経過!【2024/5/16】
さて、里子に出さなかった方の2株は無事に冬を越して元気に育っています。
ダイソーで購入してからは3年が経ちました。購入時と現在を比べるとこんな感じ。
途中、大きくなり過ぎて切り戻したりしていますが、幹だけ見るとかなり太くなりました。
今後は室内メインで育てていきたいので、コンパクトに楽しめればなと思ってます。
去年の秋に植え替えたばかりだし、しばらくは植え替えずにこのまま育てます。