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パキラの幹の皮がむける?原因と対処法を解説します

幹の皮が剥けたパキラ お役立ちコラム

「パキラの幹の皮がむけてくるけど、放っておいて大丈夫…?」

パキラを育てていると、幹の皮がむける現象に遭遇することがあります。

これはパキラにとって自然なことなの?何か対策が必要なのかな、と心配になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、パキラの幹の皮がむける原因とその対処法について、詳しく解説します。

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農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均パキラを巨大化させたことがきっかけで植物に目覚める。賃貸一室でのパキラ栽培で得た知識を発信中!

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パキラの幹の皮がむける主な原因は?

幹の皮が剥けたパキラ

編み込みされたパキラの株元

パキラの幹がむける場合、よくある原因には以下のようなものがあります。

成長過程による自然な現象

幹の皮が剥けるパキラ

パキラの幹の皮がむける最大の理由は、成長過程での自然な現象です。

パキラは成長すると幹が太くなり、その結果、外皮が剥がれて新しい層が現れます。

対処法

  • 見守る:この場合、特に心配する必要はありません。むしろ、パキラが順調に成長している証拠ですので、そのまま自然に任せて育てましょう。
  • むけた皮はそのままに:むけた皮を無理に剥がさないことが大切です。自然にむけるのを待ちましょう。無理に剥がすと、新しい層にダメージを与える可能性があります。

乾燥によるダメージ

空気の乾燥で傷んだパキラ

葉の縁が傷んだり破れたようになるのも、空気の乾燥が原因であることが多い。

パキラは湿度が低すぎると、幹の皮が乾燥して剥がれやすくなることがあります。

特に、冬場に暖房が効いた部屋や、エアコンの風が直接当たる場所に置かれると、乾燥が進みやすいです。

対処法

  • 加湿器を使う:部屋の湿度が低い場合は、加湿器を使って40~60%程度の湿度を保ちましょう。特に冬場は乾燥しやすいため、注意が必要です。
  • 葉水を与える:霧吹きで定期的にパキラに葉水を与えることで、湿度を高めることができます。また、幹や土周りにも少し水をかけることで、乾燥を防ぎます。
  • エアコンや暖房の風に当てない:エアコンや暖房の風が直接当たらない場所に移動させましょう。風が当たり続けると、幹だけでなく葉にもダメージを与えます。
冬の葉水は時間帯に注意。夜に葉を湿らせすぎると、葉や茎に残った水滴が冷え、葉を傷めてしまうこともあるから注意!

パキラの葉水は毎日必要?葉水でしてはいけない2つのこと

水やり不足または過剰によるストレス

根腐れしたパキラの見分け方

水やり不足の場合、パキラが乾燥して幹が脆くなり、皮が剥ける原因となります。

一方で、水の与えすぎも根腐れを引き起こし、幹の部分に影響が出ることがあります。

対処法

  • 土が乾いてから水を与える:パキラは、土が完全に乾いてから水を与えるのが理想的です。特に、過剰に水を与えすぎると根腐れの原因になるため、控えめに管理します。
  • 水はけの良い土を使用する:水はけが良い土を使うことで、根腐れのリスクを減らせます。また、鉢底には必ず排水穴を設け、水が溜まらないようにしましょう。
  • 水やりチェッカーの活用:水やりのタイミングがわからない場合は、水やりチェッカーを使うと便利です。土の内部の湿度を確認し、適切なタイミングで水を与えることができます。
筆者の経験上、パキラはあまり広く根を張らない。だから水のやりすぎには気を付けて。土が乾く前に次から次へと水やりしていると、特に冬は根腐れを起こしやすい。

パキラを水やりチェッカーを使って育てる方法

物理的なダメージ

パキラの植え替え中

パキラの幹に物理的なダメージが加わることでも、皮が剥けることがあります。

例えば、ペットや子供が触ったり、幹を強く押したりすると、皮が剥がれやすくなります。

対処法

  • 慎重な取り扱い:パキラを移動する際は、幹や枝を傷つけないように慎重に取り扱いましょう。また、ペットや子供が触れない場所に置くことも有効です。
  • 支柱を立てる:パキラの幹が細い場合は、支柱を立てて安定させると、物理的なダメージを防ぎやすくなります。
回復力の高い春~秋なら、少しくらい傷が付いても大丈夫。ただ、寒さで生育が鈍る冬に折れたり、割れたりした場合は注意。最低でも15度をキープして生育が盛んになる春を待とう。

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パキラの幹の皮がむける【よくある質問】

Q1. パキラの幹の皮がむけるのは病気ですか?

A. いいえ、多くの場合は病気ではありません。幹が太くなる成長過程で古い皮が自然に剥がれることがあります。ただし、黒ずみやカビが見られる場合は、病気の可能性もあるため注意が必要です。

Q2. むけた皮は取り除いたほうがいいですか?

A. 無理に剥がすのはNGです。自然に剥がれるまで待ちましょう。無理に剥がすと新しい幹に傷をつける可能性があります。

Q3. 幹の皮がむけた部分が茶色くなっています。大丈夫?

A. 成長による皮むけであれば問題ありませんが、ベタつき・カビ・異臭を伴う場合は腐りのサインかもしれません。柔らかくなっている場合は根腐れも疑いましょう。

Q4. 幹の皮がボロボロ落ちてくるのは乾燥のせい?

A. はい、乾燥が原因のこともあります。冬の暖房やエアコンの風に注意し、加湿器や葉水で湿度を保ちましょう。

Q5. 幹の表面が白っぽく粉を吹いたように見えます。これも皮むけ?

A. 白い粉状のものは「カビ」や「コナカイガラムシ」の場合もあります。ティッシュで拭き取れない場合やベタつきがあるときは害虫を疑いましょう。

Q6. 幹がひび割れて皮がむけるのは水やりのせい?

A. 急に水を与えすぎたり、乾燥と多湿を繰り返すと幹が膨張してひび割れを起こすことがあります。水やりは「土が乾いてからたっぷり」を守りましょう。

Q7. 幹の皮がむけたあと、緑色の層が見えるのは正常?

A. 正常です。新しい幹の層(形成層)が露出しているだけで、そこからさらに硬化していきます。健康なサインなので心配ありません。

Q8. 幹の皮むけと一緒に葉が黄色くなっています。何が原因?

A. 根腐れや水切れ、日照不足などのストレスが考えられます。まずは根元の湿り具合と置き場所を確認してみてください。

Q9. 幹の皮むけを防ぐ方法はありますか?

A. 成長による皮むけは防げませんが、乾燥や物理的ダメージによるものは予防できます。風や暖房を避け、湿度を保ち、優しく取り扱いましょう。

Q10. パキラの幹が皮むけしたあと、腐ったようにへこみました。どうすれば?

A. 腐りが進行している可能性があります。へこんだ部分が柔らかく黒ずむようなら、早めに剪定して健全な部分で切り戻し、挿し木で再生させましょう。

 

まとめ

パキラの幹の皮がむける原因は、成長過程による自然な現象から乾燥、栄養不足や物理的なダメージなど多岐にわたります。

ただ、パキラはとても丈夫なので、少し皮が剥けるくらいならそのまま放置でほぼ問題ありません。

原因に応じて適切に対処し、パキラを健康に育てましょう。

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