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パキラは蛍光灯だけでも育つ?メリット・デメリットと管理のコツ

テーブルの上のパキラ お役立ちコラム

パキラは蛍光灯の光だけでも育つのかな?。

パキラを自然光が少ない環境で育てる場合、このような疑問を持つ方もいるでしょう。

今回は、パキラを蛍光灯の光で育てる際のポイントや注意点、植物に適した人工照明の選び方について詳しく解説します。

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農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラは蛍光灯だけでも育てられる?メリットとデメリット

セリアのブリキ缶に飾ったパキラ

結論から言うと、パキラは蛍光灯だけでも育てることが可能です。

ただし、より長く育てていきたいなら、デメリットを十分に理解したうえで、適切な対策を打つ必要があります。

蛍光灯だけで育てるメリット

  • 日当たりの悪い部屋でも育てられる:オフィスや北向きの部屋などでは、蛍光灯が唯一の光源となる場合も多いです。
  • 光量の調整がしやすい:蛍光灯は光の量や照射範囲をコントロールしやすく、植物に合わせた管理が可能
  • 熱によるダメージが少ない:蛍光灯はLEDと同様に発熱量が少ないため、植物が熱でダメージを受ける心配が少ない

蛍光灯だけで育てるデメリット

茎が間延びしてひょろひょろ気味のパキラ

蛍光灯だけだとどうしても間延びしやすい…。
  • 光量不足による生育不良:蛍光灯の光は太陽光と比べて強度が弱いため、パキラの光合成が十分に行われず、成長が遅くなる可能性が高い
  • 幹や枝が徒長しやすい:蛍光灯だけで育てると、光を求めて幹や枝が伸びすぎる「徒長」という現象が起こりやすい
  • 日光に比べてエネルギー効率が低い:蛍光灯だけで育てると、電気代がかかる上に、太陽光のような全スペクトルの光を提供するのが難しいため、植物の健康に影響が出る場合がある
  • 自然な成長リズムが崩れる可能性:蛍光灯だけでは自然光のリズムが再現しにくく、成長に影響を及ぼすことがある
  • 光の範囲が限定的:蛍光灯の光は指向性があるため、全体に均等に光を当てるのが難しい。葉の一部が黄色くなるなどの不均等な成長が見られることがある
蛍光灯だけでもすぐ枯れることはない。ただ何年も長く育て続けたいなら、日当たりの良い場所に置くか、難しければ植物育成LEDライトを使うのがおすすめ。

パキラは外に出しっぱなしでok?押さえておくべき2つのポイント

 

蛍光灯でパキラを育てる際に押さえておくべきポイント

素焼き鉢に植えたパキラ

蛍光灯の明るさは、自然光に比べると弱い場合があります。

パキラが十分な光合成を行うためには、最低でも1,000~2,000ルクスの明るさが必要です。

蛍光灯の明るさが不足している場合は、以下の対策を取りましょう。

植物育成用蛍光灯を使用する

クリップ式の植物育成ライト

場所を取らないクリップタイプが便利。

植物育成用に設計された蛍光灯は、光の波長が植物の光合成に最適化されています。

蛍光灯だけで育てるよりも、植物育成ライトを取り入れることで、太陽光に似た光を照射し生育をサポートできます。

照射時間を一定に保つために、タイマー機能付きの植物育成ライトにすると管理が楽ちん!

蛍光灯を近づける

蛍光灯をパキラの上方30~50cmの距離に設置すると効果的です。

ただし、熱が直接当たらないように注意が必要です。

1日12~16時間程度の照射

自然光を受ける植物は通常、1日に10~12時間の光を浴びています。

一方、蛍光灯のみで育てる場合、1日12~16時間程度の照射が必要です。

植物の光合成には一定の光の量が必要であり、長時間の照射が不足すると生長が遅れる原因になります。

蛍光灯の種類を選ぶ

植物に適した蛍光灯を選ぶことは、パキラを健康に育てるための重要なポイントです。

以下は、パキラに適した蛍光灯の種類です。

  • フルスペクトル蛍光灯
    自然光に近いスペクトルを持ち、植物の光合成に効果的です。
  • LED蛍光灯
    省エネで長寿命のLEDは、赤と青の光がバランスよく含まれるものを選びましょう。

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パキラを蛍光灯だけで育てる場合の注意点

葉が下を向いたパキラ

植物の成長を観察する

蛍光灯の下で育てていると、葉が黄色くなったり、茎が細長く徒長したりすることがあります。

これらは光不足のサインです。必要に応じて蛍光灯を増設したり、光源を近づけたりして調整しましょう。

蛍光灯の劣化に注意する

蛍光灯は長期間使用すると光の強度が低下します。

使用期間が長くなるほど、植物にとって必要な光量が不足する可能性があるため、定期的に交換することをおすすめします。

 

蛍光灯だけでパキラを育てるときによくある質問【Q&A】

素焼き鉢に植えたパキラ

Q: 蛍光灯の色温度はどのくらいがベスト?

A: 色温度が5,000~6,500K(ケルビン)の蛍光灯が最適です。この範囲は自然光に近く、植物の成長を促進します。

Q: パキラ以外の観葉植物も蛍光灯で育てられる?

植物育成ライトを当てた観葉植物

背の低い株ならスタンドタイプの育成ライトもおすすめ。

A: はい。ポトスやサンスベリアなどの耐陰性がある観葉植物も、蛍光灯で育てることが可能です。ただ、より長く株を健康に保ちたいなら、植物育成ライトを使うことをおすすめします。

 

パキラは蛍光灯だけでも育つ?メリット・デメリットと管理のコツ【まとめ】

パキラは蛍光灯だけでも育てることができますが、適切な明るさや照射時間、光の種類を選ぶことが成功の鍵となります。

特に植物育成用の蛍光灯やタイマーを活用することで、自然光が少ない環境でも健康なパキラを育てることが可能です。

室内環境に合わせたケアを行いながら、美しい緑を楽しんでください。

この記事が、蛍光灯でパキラを育てる際の参考になれば幸いです!

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