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パキラの枝が曲がる?葉の重みで葉柄が下がるときの原因と対処法

枝が下向きに曲がったパキラ よくあるトラブル

パキラをしばらく育てていると、葉の重みで枝(葉柄)が下方向に曲がってくることがあります。

このような現象にはいくつかの原因がありますが、放っておくとそのまま弱ってしまうことが多いです。

そこで今回は、パキラの枝(葉柄)が曲がる原因とその解決策を詳しく解説します。

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農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。100均で見つけた小さな実生パキラを大きく育てたことがきっかけで観葉植物に目覚める。賃貸の一室でパキラを試行錯誤しながら栽培して得た知識をブログで発信中!

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パキラの枝が曲がる主な原因

葉が下を向いたパキラ

日光不足により葉柄が下方向に曲がる(さがる)様子。

葉と幹をつなぐ部分は「葉柄(ようへい)」と呼ばれ、日光不足が続くことで間延びし、下方向に曲がる(下がる)ことがあります。

1. 光不足

屋外管理のパキラと室内管理のパキラを比較

室内だとどうしても日光不足になり、葉と幹を繋ぐ葉柄が間延びしやすい。

パキラは日光を好む植物です。光が不足すると、枝が光を求めて伸びるため、不自然に曲がったり傾いたりすることがあります。

また、光不足は枝や幹を細く弱くする原因にもなります。

光不足の兆候

  • 枝が一方向に伸びて曲がる。
  • 葉の色が薄くなる。
  • 新芽の成長が遅い。

室内で育てたパキラと屋外で育てたパキラの違いは?

2. 葉の重み

茎が間延びしてひょろひょろ気味のパキラ

パキラの葉は大きく、重みがあります。特に成長が進むと、葉柄や枝がその重さに耐えきれず、曲がることがあります。

葉の重みが原因の兆候

  • 枝先が下向きに垂れ下がる。
  • 幹や枝がしなりやすい。

パキラの葉が下を向く…元気がない時に確認すべき5つのポイントは?

3. 水やりの問題

水分の管理が適切でない場合、枝が弱り、曲がる原因となります。過剰な水やりは根腐れを引き起こし、枝の強度を低下させます。

また、水分不足は枝や幹が乾燥して脆くなる原因になります。

水やり問題の兆候

  • 枝が柔らかく曲がりやすい。
  • 根元が湿りすぎている。
  • 土が極端に乾燥している。

パキラが根腐れしたかどうかの見分け方は?原因と対処法を徹底解説

支柱や剪定の不足

パキラの切り戻し剪定

自然に育てる場合、枝や幹がしっかりと自立できないことがあります。

特に大きく成長したパキラでは、支柱を使わずに育てると枝が曲がりやすくなります。

パキラをバッサリ剪定して整える!剪定後1年の経過レポート

 

枝が曲がったパキラの整え方

切り戻しから2か月後のパキラ

剪定を行うことで樹形を整え、枝への負担を軽減できます。また、支柱を使用することで曲がりを防止できます。

剪定の方法

パキラの切り戻し剪定

  1. 成長期(春~初夏)に伸びすぎた枝をカットする。
  2. 枯れた枝や葉を取り除く。
  3. 剪定後は風通しの良い場所で管理する。

伸びすぎたパキラの対処法!適期の剪定で樹形を整えるべき理由とは?

 

パキラの枝が曲がるのを防ぐコツ

葉の色が悪いパキラ

葉と幹を繋ぐ部分を間延びさせないためには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

室内なら南~東向きの窓際に置く

室内に飾ったパキラ

パキラが十分な光を浴びられるようにしましょう。光不足が原因の場合、以下の対策が有効です。

具体的な対策

植物育成ライト

日当たりが確保できない場合は育成ライトがおすすめ。クリップタイプだと場所を取らず便利。
  • 南~東向きの窓際にパキラを移動させる。
  • 室内が暗い場合は植物用のLEDライトを使用する。

風通しの良い場所で育てる

外に出しっぱなしのパキラ

気温が許す限りは窓を開け、できるだけ風通し良く育てることも大事です。

特に窓を閉め切る時期は、サーキュレーターをフル活用しましょう。

具体的な対策

  • 気温が許す限りは窓を開けて風通し良く管理
  • 窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須

 

パキラの枝が曲がる?葉の重みで葉柄が下がるときの原因と対処法【まとめ】

パキラの枝が曲がる原因には、光不足や葉の重み、水管理のミスなどさまざまな要因があります。

しかし、適切なケアを行えば、パキラは再び元気な状態に戻ります。

この記事を参考に、あなたのパキラを健やかに育ててくださいね。

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